@haemorikikakuさんのツイート
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「みんな」って結局誰?

 

 

「だって、みんなそう言ってるよ」

 

ていう人、ズルいよなあ、ってはじめて思ったのは小学生くらいだったでしょうか。

 

 

 

対象や主語が複数になることによって起こる弊害について考えてみます。

 

 

 

 

 

前回、言質について考えてみましたが、これに絡めて考えると、

 

 

「主語が複数になると、述語は暴走する」

 (別にみんなの党が暴走すると言っているわけではありません)

 

 

という名言もあるように、主語が個人だと、

「私はこうする、こう思う」などという言葉で言質を相手に与えることが出来ますが、

 

 

これが複数になった途端、恐ろしいことが起こります。

 

言質を与えることができなくなり、責任もてなくなるんですね。

 

 

「我々は~していかなくてはならない」

「日本人は~あるべきなのだ」

 

 

と、述語のバリエーションが極端に減ります。(もちろん無理やり書くことも出来ますが)

 

ほら、偉そうな雰囲気だけが漂い、その実空っぽなジャーナリストみたいになりますよね。

大変無責任です。(別にみんなの党が無責任だと言っているわけではありません)

 

 

当然、言質を与えない言葉は、説得力がありません。

 

逆に、言質を与えなければいけない私は~、僕は~で話すのは若干責任が伴います。

そのため、軽々しく口にすることはできません。

つまり、よく考えて思考が働き、そして重みが伴うのです。

 

 

この思考プロセスを経た重みこそが、人の信頼を得るためのカギと感じます。

 

 

 

 

また、この「みんな」は物事を考えるときの対象に使うことも危険です。

 

みんなに好かれたい、モテたいと考えた時、どのようにすればよいでしょうか?

 

 

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髪型は長髪も短髪も好き嫌いがありそうだから、ミディアムで。

年収はあんまり金持ち過ぎると、向こうが引いちゃうかな?7,800万くらいで。

背は175くらいかなー細マッチョくらいが無難

服は、流行は押さえつつ、あくまでシンプルに

ヒゲは無い方が無難だよね

タバコも吸わない方が無難だね

酒は一緒に飲みたい人もいるだろうから、普通に飲む、というのが無難だろう。

仕事では部下の責任はきちんと負う、「やってみなはれ」

女、子ども、老人には常に優しく接しておこう

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ほら、結構画一化します。

 

これは女性版で考えても同じだと思います。

 

 

 

だから、広告においても、幅広いターゲット設定を行うと、まあ失敗します。

 

逆にセグメントを細分化すればするほど、実はそのセグメント外のユーザーにも刺さったりします。

 

 

ペルソナ設定というのはその為にあると思います。

 

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30代、有職者一人暮らし女性、年収は600~700万ほど。

楽しみは毎日の仕事のあとの行きつけの店の食事とワイン、週末のネットショッピングによる、「自分へのご褒美」。

家に帰ると、冷蔵庫の中には「ボルヴィック」しかない。服を脱ぎ捨ててボトル片手にベッドに直行。

結婚相手募集中だが、特に候補者もいない。

しかし周りより稼いでいる。そしてルックスだって悪くない。むしろ良いはずだ。

そんなわけで、次々結婚していく周りの友人達に劣等感ももつこともなく、むしろプライドを保っている。

週末は会員制のジムで汗を流す。

使用ケータイはIPHOHE、PCはmacbook air.

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上記は適当に考えたものですが、この女性にモテようとした場合、あなたならどうするでしょうか?

 

・・・・・・・

 

はい、とりあえず、みんなにモテようとした時よりもいろいろ考えますよね。

 

 

それが、コンバージョンを得るために必要なクオリティをもたらします。

 

 

 

 

 

最後に、画一化しないために、僕が行っていることです。

 

 

それは、「全く下調べせずにクライアントとのディレクションにいく」です。

 

もう、出たとこ勝負です。

 

 

たまに怒られたりしますね、やっぱり。

 

それから、うちの業界よくわかってる人でないと、というセリフもよく聞きます。

 

そういう時は、説明差し上げてわかって頂きます。

 

 

 

ネット見ている人はただのイチ生活者なのに御社の業界の事わかってる人が広告作ったらダメじゃないですか。

 

 

 

と。

 

 

弊社の賢明なクライアント様たちはこれで理解して頂きました。

 

もちろん知識などは必要になるでしょうから、インプットします。

 

でも、インプットしたら最後、二度とイチ生活者の視点には立てないでしょう。

 

既成概念こそ、画一化の元。わるいやつです。

 

 

調べるのはその後でも遅くはないわけです。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

主体も、客体も、常に個で考えたほうがいいことありそうですよね。