今年も一年ありがとうございました。

クリスマスも終わり、ほぼ仕事納め、(個人的には休みはありませんが・・・)
後は年越しを迎える、という状態になりました。
今年一年も、クライアントさまはじめ、お会いできた全ての方々に御礼申し上げます。
1人では何もできない、ということを再度インストールし直し、白紙で謙虚に新しい一年を始める準備をしたいと思います。
来年で起業して5年目、僕は32歳になります。
会社を辞めた次の日、特に人脈もないため、挨拶もそこそこに、
ドン・キホーテで、テレアポしやすそうな電話機1台だけ買って、1人でガリガリとテレアポをはじめ、
僕が起業した事を知るのは新規の営業先で出会う方だけ、という状況で、頑張ったのはテレアポと営業と靴磨きでした。(仲間は奮発して買った革靴でした。)
「下足番を命じられたら,日本一の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ」
という有名な言葉がありますが、誰かの下足番もできず、自分の靴磨きを頑張っちゃったわけです。笑
そういう状況からすると、顧問先も200社近くなり、従業員も増え、他の会社の役員も務め、今は幸せだなと感じます。
さて、30を過ぎて、最近意識するのは、年のとり方です。
個性は放っておいてもにじみ出るものですから、自分らしく、とか自分にしかできないことを・・なんて考えもしません。
どうせ、選択したことや、現在の自らの状況・環境は、
「全て自分らしい」のです。
会社も個人も、時代に合わせた年のとり方を間違えないことを第一義、と捉えています。
ビジネスでもファッションでも、なにをやるにしても「今っぽく、大人っぽく」あるために、しっかり時代と向き合い、
そしてクライアントさまと向き合っていきたいと思います。
皆さんは年末年始は何をされますか?
僕は最近歴史、とくに世界史の本を読みふけっており、年末も読む予定です。
普段から、それはなぜですか?理由はなんでしょう?という質問を連発している僕ですが、
歴史は、「現代(イマ)に至る理由」
そのもののため、興味を持つのは必然でした。
ある事象の理由を知る、ということはなんであれ、とてもワクワクします。
今と昔とではスピードが違いすぎるため、過去→現代の曲線から未来を綺麗に予測できるとは思っていませんが、
歴史の勉強を通して、一つ当たり前のことを再確認することができます。
それは、
「時代を動かすのは常に人の心である」
ということです。
だから、時代と向き合うということは即ち、人の心と向き合うということになろうかと思います。
常に人の心を推し量り、汲み取った行動の連続で今、即ち「未来の理由」を創っていく。
うちでは特にビジョンを掲げていませんが、この感覚だけを唯一のルールとして、
あとは自由に各々が仕事しています。
来年もこれをベースとしつつ、今年から始めた新しいプロジェクトを頑張っていきたいと思います。
このブログも、読んで下さって褒めて下さる方が増えてきました。
今回も、駄文を最後までお読み頂き、まことにありがとうございます。
それでは、もう一度、今年僕と少しでも関わって下さった皆さまに御礼申し上げます。
来年も、皆さまのお役に立てるように努力して参ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
南風盛