アーティストかビジネスマンか

こんにちは。
南風盛です。
オリンピックも終わってしまいましたので、大好きなサッカーに意識を戻しています。
つくづく思うのですが、サッカーというのは、いろんな側面で仕事に似ています。
個の力
組織としての連動性
リスクマネジメントについて
モチベーション
コンディション
運
監督の采配
下部組織の育成スキル
外交・政治力
他にもまだありそうな気がします。
僕はサッカーを
【超有機的チェスゲーム】
だと思っていますが、仕事もそう言っていいかもしれません。
そういえば、サイトのコンテンツという、ものすごいミクロな話にも当てはまるような気がします。
サイトのコンテンツは、サッカーの戦術とよく似ています。
・オーナーの顔と想いを載せて
・仕事の事例を載せて
・口コミ載せて
・ブログせっせと更新して
・こういうキーワードで
・選ばれる理由的なのををいくつか載せて
・そうだ、こんな方にオススメもいれよう!
はい、これで完璧!勝てるはず!!
・・これが全く機能しません。
よくある話です。これ自体は、中身の無い小学生でもできてしまう提案です。
サッカーでもそうです。
メッシとCロナウド、真ん中にイブラヒモビッチ、中盤にはイニエスタ、シュバインシュタイガー・・・(要はスター選手ばかりってことです)
頭のなかではとんでもないサッカーが繰り広げられる陣容です。
でも、バチっとそれで機能する可能性は、殆ど無いですね。
いや、実際やってみたらサーカスのようなスペクタクルなサッカーになるかもしれません。
でも、それでは勝てない。
( 余談ですが、画像の陣容は戦術次第ではありますが、結構機能すると思われます。笑)
サッカーの戦術も、ウェブサイトのコンテンツも、敵はそれぞれ相手イレブン、ユーザーの心、と違いはあれど「勝つ」ために組みます。
少なくとも弊社はそう考えています。
スペクタクルなサッカーは勝つための手段であって、目的ではない。
さて、ビジネスにおいて「勝つ」というのはどういうことでしょうか?
もちろん、「おカネを生むこと、売上をあげること」です。
アーティストか、ビジネスマンか。
これ、意外とよく間違えられます。
弊社クライアント様には最初にメルマガにてクリアにさせて頂いておりますが、
明確にしておきたいのは、弊社のゴールはお客さまのサイトをマネタイズする、おカネを生むことであり(ビジネスマン)、アーティストではありません。
これはもう即答のレベルです。
デザインは、マネタイズするための1ツールに過ぎません。
(だから、デザインは当然重要なわけです。あくまで優先順位の話です)
経営者の方には共感して頂けると思いますが、リスクを負っている以上は
経営者にとってはおカネを生むことが全てであり、それ以上のことはないはずです。
これはディレクターである僕が常にTOPとの打ち合わせを大事にしている理由でもあります。
WEBのこと、専門的なことはわからなくても構いません。
誰よりもおカネの事を考えている人間と腹を割って話すこと。
それが勝つための最短ルートだと考えています。