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Googleコアアップデートとは?最新のアップデート情報や対策を徹底解説!

Googleの検索結果では、自動的に順位づけが行われ、上位に表示されるページが決定します。さまざまなアルゴリズムの組み合わせにより検索順位が設定されるものですが、実はこのアルゴリズムのルールや仕組みは、常にアップデートを繰り返しています。
特に「コアアップデート」と呼ばれるアップデートは、検索結果を大幅に改善するための更新で、この内容を正しく把握して対応していくことが非常に重要になります。

本記事では、Googleのコアアップデートの基本知識や仕組み、最新情報、対策までを解説します。
これまでに行われたアップデート内容や対策、またコアアップデート以外のアップデートについても触れていきますので、Webサイト管理やSEO施策の参考にしてください。


・自社サイトはどんな検索市場を狙えるのか?
・狙っている市場で上位表示されるのか?
・競合はどんな対策をしているのか?
・大手ポータルサイトが相手では諦めるしかないのか?

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当社が一緒に考えていきます


Googleコアアップデートとは

Googleコアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムのルールや仕組みを見直して検索結果を大幅に改善するためのアップデートです。
この大規模アップデートは、年に2〜4回程度とされ、Google公式により事前告知された後に実施されます。

このコアアップデートでアルゴリズムが更新され、検索順位を決めるルールが変更されます。これにより、SEOへの大きな影響が考えられます。
これまで検索上位をとれていたキーワードでも、順位が大幅に上昇・下落といった検索順位の入れ替わりが起きやすくなり、検索結果も大きく変動するため、このアップデートは毎回大きな注目を集めるのです。

このコアアップデートに対応するためには、素早く新しい傾向を掴むことが重要です。そのうえでSEO対策を見直し、順位の回復を狙いましょう。

Googleでは、「ユーザーを大切にする」ことをミッションの一つとして掲げています。
ユーザーにとって有用で信頼できる情報を提供し、「ユーザーを大切にする」ために、アップデートを定期的に行いアルゴリズムを改良しているのです。

Googleによる事前告知

ヘルプフルコンテンツアップデート(heipful content update)のX(旧Twitter)事前通知の様子

出典:Google Search Status Dashboard

Googleコアアップデートは、基本的に事前告知があります。通常はGoogleの公式ブログや公式X(旧Twitter)アカウントにて告知されます。Xアカウントをフォローしてコアアップデートの事前告知情報を逃さないよう環境を整えておきましょう。
ただし、最新の動向では特に事前告知はない場合もあり、例として日本時間で2022年9月13日にGoogleが突如公式X上でコアアップデート開始を告知したこともあるので注意が必要です。

コアアルゴリズムアップデートの歴史

コアアルゴリズムアップデートは年に何度か行われます。
これまでの傾向では、このアップデートは2週間ほどで終了するものとされています。

コアアルゴリズムアップデートにより評価基準が大幅に変更され、検索結果の順位にも大きな変動が起こる可能性があるため、SEOを主軸に集客している方は特に大きな影響を受けるでしょう。これに対応するためには、常に新しいアルゴリズムにマッチしたSEO施策を打つことが求められます。

ここでは、コアアップデートの過去履歴、歴史をご紹介していきます。
過去に起こったコアアップデートの履歴を通して傾向を掴んでいきましょう。

March 2023 Google core update (2023年3月)

2023年3月15日に、Google公式の事前告知があった後コアアルゴリズムアップデートが実施されました。
前回のコアアップデートから6ヶ月後に実施されたことになります。
このコアアップデートによる各キーワードジャンルの順位変動幅は、前回の2022年9月のアップデートより大きかったと分析されています。

初動が大きく、サブディレクトリ貸し周辺サイトでの順位が下落傾向、またコンテンツの品質や独自性を重視している傾向にあり、
とくに、YMYL系ジャンルのキーワード(「健康と医学」や「財務、金融、法律」等)を筆頭に順位変動が目立ちました。

September 2022 core update (2022年9月)

2022年9月13日に、Google公式の事前告知があった後コアアルゴリズムアップデートが実施されました。
前回のコアアップデートから4ヶ月後に実施されたことになります。

ただし、このコアアップデートに関しては、過去のコアアップデートと異なる点があります。有用なコンテンツのオリジナル版をユーザーが閲覧しやすくするため、「ユーザーの役に立つコンテンツを評価すること」への広範な取り組みの一環としての「helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)(下記参照)」に該当します。

「helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)」については下記でまとまていますが、Googleの検索結果に新しい指標を追加するために実施され、コアアップデートとはまた異なる内容のアップデートとされており、現在話題を生んでいます。
このアップデート後、「トラフィックが大幅に減少している」「SERP のランキングに変化は見られない」等の声がみられました。

May 2022 core update (2022年5月)

2022年5月26日に、Google公式の事前告知があった後コアアルゴリズムアップデートが実施されました。
このアップデートでは、健康と医学のYMYL系ジャンル(「Your Money or Your Life」の頭文字を取った言葉で、お金、生活、健康に関するジャンルのこと)のキーワードが最も影響を受けました。また他にも企業間取引(BtoB)や美容、ファッション、法律、暮らし、恋愛など幅広いジャンルで大幅な順位の変動が見られました。

YMYL関連のジャンルが最も影響を受けたものの、評価が一律で下がったわけではなく、逆に評価が上がったサイトもあります。このことから、今回のコアアップデートは特定のジャンルに対して著しく評価を下げるような内容ではなかったといえます。

またこのアップデート以前(5月25日以前)にも変動が断続的にあったという報告もあります。

July 2021 core update (2021年7月)

2021年6月と7月に立て続けにコアアップデートが行われました。このコアアップデートは6月に行われたコアアップデートの続きであり、6月のコアアップデートで計画していたものの、ロールアウトが間に合わなかったものを7月に行うとして事前にアナウンスがあったものでした。
このJune 2021 Core UpdateとJuly 2021 Core Updateでは、単語の定義を掲載している辞書サイトの検索順位が上昇した、という特徴があります。

June 2021 core update (2021年6月

2021年6月3日にコアアルゴリズムアップデートが開始されました。
この時、改善項目の一部が準備できていないため、現時点で準備できている部分を先に実施し、残りは7月のアップデートで実施すると発表されていました。

このコアアルゴリズムアップデートでは、1次情報を持たないサイトの順位変動が特にみられました。また、公式サイトや情報量の多いサイトの順位が上昇したことや、事業内容と関係の無いコンテンツを掲載しているサイトは例外なくヒットしづらくなったこと、またドメイン貸しを行っているサイトやアフィリエイトサイトも順位を下げました。対して官公庁のサイトは上昇したという傾向がみられました。

強調スニペットの出現率の上昇を行ったことや、辞書サイトの検索順位の上昇も行った背景には、Googleが検索キーワードの答えを迅速に知りたいユーザーのニーズに答えようとしたと考えられます。

Core Web Vitals (2021年6月)

2020年5月に、Googleは新たに「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」を2021年以降の検索のランキング要因として取り入れることを発表しました。

この「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」とは、Webサイトの健全性を示し、Googleがユーザー体験(UX)をより優れたものにするために提唱している指標です。

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)の重要指標3つ

Core Web Vitalsには、3つの要素が含まれます。

  • Largest Contentful Paint(LCP)
  • First Input Delay(FID)
  • Cumulative Layout Shift(CLS)

それぞれご紹介します。

Largest Contentful Paint(LCP)

メインページが読み込まれるまでの時間を指します。ページの読み込みや表示は、遅ければ遅いほどユーザーの直帰率、離脱率が高まると以前から言われていました。
Googleの公式ドキュメントには、「優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、ページの読み込み開始から 2.5秒以内にLCPを実現するようにします」とあります。

First Input Delay(FID)

ユーザーが最初に行ったアクションに対し、ブラウザが反応するまでに要した時間を指します。これはインタラクティブ性、反応性ともいわれます。
Googleの公式ドキュメントには、「優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、FIDを100ミリ秒未満に収めるようにします」とあります。

Cumulative Layout Shift(CLS)

ページ読み込みから実際に表示されるまでに意図せぬレイアウトの”ずれ”が生じたかどうかの指標です。クリックしようとした位置からアイコンがずれてしまうといった事態が生じた場合に減点対象となります。
Googleの公式ドキュメントには、「優れたユーザーエクスペリエンスを提供するには、CLSスコアを0.1未満に収めるようにします」とあります。

BERTアップデート(2019年10月)

2019年10月25日にBERTアップデートをアメリカでの英語検索で展開したことをGoogle公式が発表し、その後、2019年12月10日に日本語を含む70言語以上のGoogle検索で実施したことを発表しました。

BERT(バート – Bidirectional Encoder Representations from Transformers)はAIの自然言語処理技術の一種で、AI(人工知能)のキーワードニュアンスの理解を深めるために行われたアップデートがBERTアップデートです。このBERTアップデートにより、AIが検索キーワードのニュアンスや文脈を理解することが可能になり、特に長い文章で検索された場合に、検索キーワードに対してより関連性の高い検索結果を表示できるようになりました。

このアップデート以降、人間の検索クエリをコンピューターが理解できるようになったといえるでしょう。

スピードアップデート(2018年7月)

2018年1月にGoogleが正式発表後、2018年10月9日にスピードアップデートが実施されました。ページ読み込み速度の評価対象が、PC検索のみならずモバイル検索も加わるというアップデートです。

ただしこのアップデートの影響を受けるページは、読み込み速度が「極端に遅いページ」のみで、多くのサイトの場合、アップデート後の順位への影響は限られていました。
影響を受けるクエリの割合はかなり少ないアップデートといえます。

医療健康アップデート(2017年12月)

2017年12月に医療・健康アップデートが行われました。これは、医療従事者や専門家、医療機関等から提供され、医療や健康に関するコンテンツに関して、より信頼性の高い情報が上位表示されるようになったアルゴリズムの更新です。
この医療健康アップデートの実施は、医療・健康に関連する検索のおよそ60%に影響したとGoogle公式より公表されており、数多くの医療健康関連コンテンツが影響を受けました。
信憑性の低い医療健康コンテンツは評価を下げ、医療機関や医療従事者などの有資格者のサイト、実店舗のあるサイトなど、信憑性の高い医療コンテンツの評価が高くなった形です。

このアルゴリズム更新を実施することになった背景には、医療や健康に関する誤った情報やコンテンツが、検索結果に多く上がってしまっていたことなどが関係しています。

このアップデート以降、医療や健康だけでなく「YMYL(Your Money or Your Life)」(人々の幸福、健康、安全、経済的安定など、ユーザーに直接影響を与える可能性のあるページ)の信頼性が特に重要視されるようになりました。

インタースティシャルアップデート(2015年11月と2017年1月)

2015年と2017年に「インタースティシャルアップデート」が2回実施されました。

それまではスマートフォンでサイトにアクセスした際、画面全体を覆うような広告が表示されることがありましたが、このような過剰な広告表示を行うサイトはユーザーエクスペリエンスを損なう要素として、このアップデートによってペナルティの対象になり、評価が下がるよう改良されました。

コンテンツの内容を閲覧するためにアクセスしているという検索ユーザーの本来の目的を遂行させるためのアップデートとなりました。

モバイルフレンドリーアップデート(2015年4月と2016年5月)

2015年と2016年に「モバイルフレンドリーアップデート」が実施されました。

このモバイルフレンドリーアップデートは、スマートフォンでの視認性や操作性の高いサイトの掲載順位を引き上げるアップデートです。
スマートフォンが普及したことによりモバイルサイトの利用者が大幅に増加し、PC検索をモバイル検索が上回ったため、モバイルでの利便性向上が求められるようになりました。

2015年4月にアルゴリズムとして導入されましたが、2016年5月からより強化することが発表され、これまで以上にモバイルフレンドリー対応が重要視されるようになったことで、
パソコンでもスマートフォンでも画面サイズに最適化したデザインが自動表示される仕組みが世に広まりました。

クオリティーアップデート(2015年5月)

2015年5月に「クオリティアップデート」が実施されました。

このアップデートは、それまでのようなパンダアップデートなどのように、特定のコンテンツやキーワード、サイトなどに対して行われた更新ではなく、
コンテンツに対する評価の核となるアルゴリズム(Googleのコンテンツの評価基準自体)の変更でした。
これにより、まとめサイトや、SNSでの拡散やそこからの流入獲得を目的としたバイラルメディアが大きな影響を受け、評価基準が下がる形となりました。

ペンギンアップデート4.0(2016年9月)

「ペンギンアップデート」とは検索エンジンのアルゴリズムのアップデートの1つで、2012年4月に初めて導入されました。
その後ペンギンアップデートは数年にわたり、半年から1年のスパンで複数回更新を続け、確認されているだけでも計7回のアップデートが行われたとされています。

このアップデート名称の由来の一つとして、4月25日の「ペンギンの日(World Penguin Day)」の前日(4月24日)に実施されたからだといわれています。

このペンギンアップデートでは、低品質なコンテンツの評価を下げ、高品質なコンテンツの評価が高まるよう更新が行われました。
具体的には「SEOスパム」や「低品質な被リンク」など、いわゆる「ブラックハットSEO」を低評価の対象としています。ユーザーファーストからかけ離れた低品質なコンテンツに対しペナルティを課すような内容になっている点が大きな特徴です。

パンダアップデート4.2(2015年7月

「パンダアップデート」とは、コンテンツの質を重視したアップデートで、2年間にわたり毎月1度の頻度で更新が継続されました。

低品質なコンテンツの評価を下げ、高品質なコンテンツを適切に評価し、上位表示するようになりました。パンダアップデートの「パンダ」は、Googleのエンジニアであるナヴニート・パンダ氏の名前に由来しています。

具体的には、「重複コンテンツ(コピーコンテンツ)」や「スクレイピングサイト(盗用サイト)」、「ユーザーにとって付加価値の低いサイト(内容の薄いサイト)」などの低品質なコンテンツがペナルティ・評価ダウンの対象となっています。

このアップデートが行われるようになった背景には、それまで低品質なコンテンツのサイトが検索結果の上位に表示されていたことがあります。
低品質なコンテンツはユーザーにとって無益であり、Googleを利用するユーザーの減少に繋がるため、このパンダアップデートを実施することによってこの問題を解決しようと試みました。

ベニスアップデート(2014年12月)

2014年12月に「ベニスアップデート」が実施されました。
このアップデートにより、ユーザーの位置情報が検索結果に反映されるようになりました。

具体的には、美容室、エステ、居酒屋、弁護士、税理士などの地域性の高いキーワードで大きな影響があり、地域を明示して検索しなくても、現在地に応じて検索結果が調整されるという仕組みです。

それ以降も位置情報の影響を受けるキーワードは増え続けており、地域性が重要そうに見えないキーワードでも反映されるようになっています。


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コアアップデート以外の主なアップデート

Googleアルゴリズムアップデートが展開している様子

アップデートには、上記でご紹介したコアアルゴリズムアップデート以外にもアップデートがいくつかあります。

  • Link spam update
  • Helpful content update

ここでは上記の2つをご紹介していきます。

Link spam update (2022年12月)

2022年12月14日に展開を開始したことをGoogle公式が発表し、2023年1月に全世界・全言語を対象にロールアウトされました。

「Link spam update(リンクスパムアップデート)」は、順位操作のための不正なリンクを取り締まる目的で実施されました。
被リンク(リンクが他サイトから貼られること)を悪用して、作為的に大量のリンクを貼るなどの不自然な行為をリンクスパムと呼びます。このリンクスパムは、検索順位の決定をゆがませてしまうため、Googleのガイドラインでは認められていません。

Googleは、それまでにもリンクスパムを取り締まるためのアップデートを度々行い規制強化に努めていましたが、不正リンクはなくならなかったため、より広範囲に取り締まるために、リンクスパムアップデートを実施しました。

SpamBrainと呼ばれるAIベースのシステムを導入したことで、高精度なリンクスパムの識別が可能となりました。リンクスパムが検出されると、受けていた評価は無効化されるという仕組みです。

AIの機械学習を活用し、より大規模に、正確に、スパムリンクを検出・排除することが可能になりました。

Helpful content update
(2022年8月:英語圏、2022年9月: 日本語圏)

2022年8月に英語圏で、2022年9月に日本語圏で「Helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)」が実施されました。

Helpful content updateとは、「ユーザーの役に立たないコンテンツを保有するサイトの評価を下げるアップデート」です。
具体的には、人々の役に立つコンテンツを評価し、検索エンジンファーストで作られたコンテンツの評価を下げるといった内容のアップデートです。

Googleの公式ドキュメントは、「ヘルプフル コンテンツ アップデートは、訪問者に満足感を与えているコンテンツを高く評価し、訪問者の期待に応えていないコンテンツとの差別化を図ることを目的としています。」と記述しています。
ユーザー第一のコンテンツアップデートではありましたが、一部領域以外では特に目立った変動はなかったとされています。

コアアップデート対策方法

Googleでは上記のような頻繁なコアアップデートが行われ、実施されると、検索結果になんらかの変化や影響が表れることがあります。

変動の仕方によっては、大きな影響を受けることとなるでしょう。このアップデートに対応・対策していくためには「質の高いサイト」を追及することが大切です。

ここでは、コアアップデートの具体的な対策方法を3つのキーワードにまとめてご紹介していきます。

  • EEAT
  • UX
  • ユーザーニーズ

それぞれみていきましょう。

EEAT

Googleコアアップデートの対策方法1つ目のポイントは、EEATを意識することです。

「EEAT」は、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった造語で、この4要素で成り立つ「新しいコンテンツの品質評価指標を指します。
SEOでは、このEEATの4つの要素を考慮することが重要視されています。

近年、Googleは経験をもとにコンテンツ作成することをWebサイト管理者に求めており、正しい情報をその分野の有識者に正しく解説してほしいと考えたためにEEATという指標が生まれたと考えられています。

EEATの4つの指標は相互に関連しており、この4要素すべてを意識・強化してコンテンツを作成することで、より評価されやすいサイトとなるでしょう。

UX

Googleコアアップデートの対策方法2つ目は、UX(ユーザーエクスペリエンス)を高めることです。
UXの向上はWebサイトそのものの操作性の向上を意味します。Webサイトの全体的な操作性を高め、ユーザーの離脱率を抑えることが大切です。

ページの表示速度・反応速度に加え、ボタンや検索窓の位置を含めたデザイン性や使いやすさが重要な評価となります。

さらに、文字の大きさ、パソコン・スマートフォンどちらでも見やすいか、セキュリティ面は万全かなども大きなポイントです。
コンテンツ作成の際にはUXを意識した設計を心がけましょう。

ユーザーニーズ

Googleコアアップデートの対策方法3つ目は、ユーザーのニーズをとらえることです。

ユーザーが検索した際のなぜ?なに?といった検索意図を十分に把握する必要があります。サイト運営やコンテンツマーケティングにおいては、ユーザーニーズに応えることが検索順位を上げるための基本となります。
検索キーワードからユーザーの検索意図を噛み砕いて、ユーザーが求めている情報を他競合よりもわかりやすく提供できるようにするのがポイントです。

また、検索で上位に上がったからといって、それで終わりではありません。
ユーザーの検索意図は変化するため、最新で上位に来ている記事がどのようなユーザーニーズを想定しているのかを調査することも重要です。

アップデートが起こったらどうすれば良い

Googleのコアアップデートが行われた際には、慌てずに対応することがとても重要になります。
アップデート前後は順位が揺れる可能性があることをあらかじめ認識しておきましょう。また事前情報を頼りに大掛かりな対策をあれこれ行っても、さほど意味がないどころか悪手にさえなり得ます。まずはアップデート終了まで行動を避けるのが基本です。

まずはどのような項目でどのようなアップデートが行われているのか、アップデート詳細に加えGoogleの目的・意図などをしっかりと把握し情報収集を行いましょう。実際にアップデート実施後の情報をもとにして改善を行ったほうが適切な対応ができます。

Googleがコアアルゴリズムアップデートを行う目的は、Googleが検索エンジンのアルゴリズムを見直し、内容を更新し検索結果をより良いものとするためです。
そのため、基本的には低品質なコンテンツの評価が下がり、良質なコンテンツが評価されることになります。
つまりはユーザビリティを高め、コンテンツの見直しを行うことこそが、有効なコアアップデート対策となるのです。

日ごろからGoogleガイドラインに沿ったサイト運営を意識し、関連性のある高品質なコンテンツをユーザーに提供できているか否かがとても重要なのです。


・自社サイトはどんな検索市場を狙えるのか?
・狙っている市場で上位表示されるのか?
・競合はどんな対策をしているのか?
・大手ポータルサイトが相手では諦めるしかないのか?

このような疑問や興味をお持ちの方は、お問い合わせください!
当社が一緒に考えていきます


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