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マズローに飽きる

こんにちは。

バタバタとしているうちに年が変わってしまいました。

あけましておめでとうございます。

久しぶりにブログを更新しようと思います。
アップしたところでもはや誰も読んでいないはずのブログですが、たまにメッセで「更新しないのですか?」とか「待ってます!」とか頂くことがあります。こんな文章が好きな方もいるのですねw

2020年の目標は「飽きる」です。

みなさんは「マズローの欲求5(6)段階」というものをご存知でしょうか。

①生理的欲求

②安全欲求

③所属と愛の欲求

④承認欲求

⑤自己実現欲求

⑥自己超越の欲求

の順により人間の欲求がより高次になっていくというものです。

今の日本では、
①、②、③は普通にどこかの会社に勤めていれば満たされそうですね。

逆に会社に勤めている方ですと④から解放されるのが難しそうです。
当然、人事評価によって報酬を受け取っているので、「より報酬を受取りたい」という気持ちは=「評価されたい」という気持ちになるわけで、
「自分は承認欲求から解放されている」と主張する意識の高いサラリーマンがいますが、それはある種のパラドックスなわけで無理があります。給料を払う側になるか、世捨て人になるしかないわけです。

承認欲求から解放されるための一番の方法は「起業すること」のように思います。

例えばあなたに上司がいたとして、上手く評価されなかったとします。
しかしあなたが起業をして、初年度からその上司を超える年収を稼いだとします。

外の人間はどのように思うでしょうか?
その上司よりもイケてる人のようにきっと思うでしょう。
少なくとも優劣はもうわかりませんね。

そして、あなたはその上司に認められる必要は別にもうなくなった、という気持ちになるでしょう。

そういう意味では私は

「お金は最も手っ取り早く承認欲求から解放されるための身近なツール」

と捉えています。これはオススメです。

ビジネスにおいて、お金というのは「価値に対してお客様が支払って下さった対価」のため、売上=あなたに支払った対価が
大きければ大きいほど、あなたは市場、顧客に必要とされているということになり、自分に自信もつくでしょう。

かくしてあなたはめでたく承認欲求から解放されました。じゃあ次はこれに「飽き」ましょう。

「飽きる」。

私がマズローの欲求段階や、自己の成長について考える時、「しっかり飽きてひとつひとつ進む」ということを大切にしています。

試しに、お金を稼ぎました。生活のレベルを上げてみます。上げて、まず低次の欲求から飽きてしまいましょう。

私の5年前の話しです。
27歳のとき、起業したきっかけは「いい暮らしをしたい」でしたから、

夜景のきれいな港区のタワーマンションに住んでみました。
引っ越して最初の日こそ「キレーだなー」と眺めながらお酒を飲んで寝ました。
しかしそれも3日で飽き、5年目の今、カーテンはもはや閉めっぱなしです。
正直一周回って、別に四畳半のマンションでも全然OKです。引っ越しと手続きだけが億劫で引っ越してないだけです。

毎週のようにミシュランの星付きレストランに通い、一通り制覇してみました。
1周回って、いまやコンビニのサンドイッチで十分ハッピーです。
または、舌が鍛えられ、コスパの高い店低い店がすぐにわかるようになりました。

毎週のように金曜日、有名リゾートホテルに泊まってみました。
顧客として優遇されるのはいいですが、寝る場所などこの際どこでもいいです。

毎月のように海外ひとり旅にでました。
これは正直飽きていないというか、これからも効果的、必要だと思うので割愛します(笑)

これらに飽きたとき、「無報酬でも面白い仕事ならやりたい」、「自分は結局何になりたいんだっけ」
などの思考がでてきました。いろいろ飽きたのです。

一個一個低次の欲求を満たした上で、不必要なものを捨てて、先に進む。

「それを捨てられるのは、それを得たものだけである」
はずだからです。

昨今ではビジョン・ミッション・バリューに代表される「社会性」などいきなり高次の欲求を掲げる
若者が増えているようです。
そのような時、ひとつ検証不能なリスクが存在します。
上手く行ってそのビジョンを実現し=高次の欲求を満たして、例えばお金を持った時、
「低次の欲求に駆られて囚われてしまわないか?」ということです。こればかりはわからないことです。

学生の頃モテなかった経営者がお金を持って、いきなりキャバクラで無茶な遊びをするのに似ていますね笑

例えを変えます。
ビジョンを実現するにあたって、あなたの勤めている会社が上場しました。
上場した瞬間、経営者がいわゆる「上場ゴール」をかましたとします(売り抜けてリタイア)

え?!ビジョンまだ達成してないじゃん!?ビジョンを達成するために上場したんじゃないの?

これは、「マズローに飽き」てないから起こる事象(の可能性がある)と私は考えているわけです。

最近では様々な協業の誘いを頂くようになりました。
一緒に働くかどうかを決めるとき、見る観点はひとつ、パートナーが「マズローに飽きているかどうかor飽きてすすめる人かどうか」ということです。
これは、老若男女関係ありません。

最近支援先のまだ若い20代メンバーの子と一緒に仕事をさせて頂いていますが、その子ははっきりとこう言います。
「私出世したいんで。なんでもやります。」
夜中の1時でも休みの日でも連絡がきます。当然私も返します。

すごいカッコいいし、しっかり「マズローに飽き」て次に進められる子かなと思います。
最近では珍しいのではないでしょうか?とても感銘を受けました。

私がCOOとして働いている会社で、CEOになんで起業するの?と聞いたとき「タワマン住みたいじゃん」と言われたことはとてもポジティブな話しです。
それに飽きればいいのです。どうせ1週間くらいで飽きます。

飽きた上で「社会を〇〇にしたい!」と思えばそっちの方が、私は安心です。

子曰く、

私の処へ来る人達の中にも、何を改革するとか、之れを救済しなければならぬとか、大それた計画を立てる者も居るけれども、自分さへ修めることが出来ないで、どうして人(社会)を治めることが出来よう。

私の話しに変えます。

今、私は自分の会社の他に、5つほどのベンチャーや企業でCOOやCOO的な役割で働かせて頂いております。
「制作会社の社長」から「制作会社自分でもってるハエモリさん」という紹介になることが増えました。

行動では、今まで「ハエモリ企画の南風盛ですー」と受付で名乗っていたのが、「えー、、あっ、ハエモリと申しますが」
と名乗ることが多くなりました。「このお客様は何の肩書での訪問の認識なんだっけ」が、一瞬わからなくなってしまうのが欠点なのですが、
面白く働いています。

思い起こすと、起業した当初、寝る時間がもったいないのでベッドを捨てました。3年ほど、熟睡を防ぐために椅子で寝ていました。

今また、同じ環境にして週7、毎日16~18時間以上働いています。

質なら私より勝る人間がたくさんいるかもしれませんが、尺(量)は等しく誰にも24時間なのです。
量(努力)なら勝てる可能性が全然あります。こんないい話しはありません。
シンプルでテンションの上がる、大好きなロジックです。

この時間はほぼ全てお客さまのことを考える時間です。お客様に体当たりでぶち当たって、価値を提供し喜んで頂き、そしてしっかり「飽き」て次に進みたいと考えています。

もっとも、まだまだ「飽きる」のには時間がかかりそうですが。

これを読んでくれているお客様、パートナー各位、今年はより一層皆様にコミットし、尽くして参る覚悟です。

昨年はありがとうございました。今年も宜しくお願い致します。

ハエモリ