コンテンツを作ろう!!

こんにちは、ハエモリです。
ご無沙汰しております。
連絡、もとい、更新がないのは無事な証拠、といいますか、(言っていいのか)
お陰さまで忙殺の日々を過ごさせて頂いております。
制作系の事業は、現在納期待ちがとんでもないことになってしまっております。
コンサルは今、解約待ち状態ですので受けられないかもしれません。
弊所へのご依頼の際は、一度ご相談下さいませ。
書きたいネタがたまりに溜まっておりますが、今日は
「コンテンツの作り方」について書きたいなと思っております。お付き合い下さいね。
■コンテンツってなんだ?
【コンテンツ】とは英語で中身、のことを指します。そのまんまですね。
WEBサイトにおいて、ユーザーにとっても、SEO対策にとってもコンテンツが大事だと叫ばれるようになって久しくなりました。
ユーザー→自分にとって有益なコンテンツがないと興味をなくしてサイトを出て行く
Google→コンテンツの質や量から有益なサイトと思われるものを上位に表示する
というわけで、魅力的なコンテンツをしっかり載せていきましょう。・・という話になりますが、
実際、コンテンツといったら、何かびっくりするようなシステムやアイデア・企画のような気がして、そんなの考えるの無理!だと縮こまってしまいますね。
でも、実はみなさんの中にはすでにお宝コンテンツが一杯眠っているんです。
■モノからコト、そして企業の想いそのものにおカネを払う
さて今、ユーザーはお店や企業のウラ側に興味があります。
ウラ側、つまり、ユーザーの目に見えない側面のことです。
それは
理念であったり、
コンセプトであったり、
システムであったり
します。
だから、できたてのポッキーを食べよう!とかじゃがりこを食べよう!
なんかそういう番組ありますよね?
工場でこんな工程を踏んで出来上がるんだ!というの、結構面白いです。
あれは、システム、ですよね。
もしかしたら、思いっきり品質管理にこだわり抜いていることや、従業員が必死に楽しそうに働いていることがそこで垣間見えて、その商品や会社のファンになってしまうかもしれませんね。
当然、理念やコンセプト、システムがあって、サービスやプロダクトが生まれるわけなのですが、これまで見えなかった、あるいは見せる必要のなかったこの前提たちが、価値そのものになってきているのです。
人は今、企業の思いや熱意、姿勢に共感しておカネを払うんです。
これらをうまく伝えられたら、企業は伸びます。
んじゃ、具体例ですね。
まず、その前に全体の訴求の流れの基本から説明させて下さい。
①こういう思い・理念で商売やってるので
②→他社・業界は一般的にこうだけど
③→→うちはこういう商品になってます。例えば売れてるのはこれです。
④→→→従って、お客さまはこういうメリットを受け取れます。
というロジックを作るだけです。簡単でしょう?
例えば、安さが売りの会社があったとしますよね。
激安!!○○が一個〇〇円!
とあったとして、まあ確実に「え、大丈夫か」とおもうわけですよ。
でもでも、例えば
①お客さまに安くおいしい商品を提供するというその思いだけでやっている
→②クレジットカードが使えたり、主要都市に店舗あってあたり前
→→③カード使えません、郊外しか出店しません、生産者と直取引、を一貫。
→→→④お客さまに安心・高品質・低価格を提供できるんです。
と書いたらどうですか?
もう安かろう・悪かろう、とは思いませんよね。
ユーザーは、自分をしっかり腹落ち・腑に落としてくれるロジカルな会社が好きなんです。
それはつまり、その前提・理由となる「理念・コンセプト」がしっかりしている会社が好きだということになります。
で、じゃあ本題、ポイントはこの①をどのように上手く伝えるか、ということになります。
下記、定石です。
■想いを効率的に伝えよう
ⅰ、③、④から逆算して①に説得力を付与する
これ、結構僕達がコンテンツ作成代行において、やっていることです。
こんなサービスを展開しているということはこういう会社だろうと。
これは企業の強みを細分化して定義して→
特徴→競合への優位性→ユーザーが受け取るメリット、の3つのフローにデフラグする
という作業です。
ここでポイントは、ユーザーが受け取るメリット、に変換しなきゃ意味がない、ということです。
簡単にいうと、
「主なサービス」
ではなく
「こんな方におすすめ」
の方が絶対良い、ってことです。前者は未変換の状態なので。
でも、ここはクライアント様には僕達が行って差し上げております。ご安心下さい。
ⅱ、どんな思いでサービス・ものづくりを行っているかを熱く語る
これ、ものすごい大事です。
あなたが自社のサービスや商品に対してこだわっていることを必ずつらつらと書きましょう。
ポイントはですね、ユーザーはその企業の業界の素人ですので、戦うレイヤーを一つ変えたら良いです。
一歩ひいたようなスタンスで業界を俯瞰しているぞ、会社・お店の選び方も教えちゃうぞ、まあちなみにうちは色々知ってるからこういうサービスを展開しているんだけどね。良かったらどうぞ。
というようなスタンスをとり、客観性・公平性をアピールしながら、でも情熱を持って仕事に取り組んでいるぞ、というアピールの仕方が求められます。
うちでは、ライティングの校正も承ります。
ⅲ、自社の歴史・実績・歩みを熱く語る
これも大事ですね。
恥ずかしがるクライアント様が多いのですが、お客さまは、
あなたがどんな経緯でその世界に飛び込み、
あなたがどんな理由でどんな経験を経て(あるいはどんな資格を得て)独立し、
あなたが現在何年目で、今までどれくらいのお客さまを経て(口コミを得て)、
あなたが現在どんな展望を持って上向いているのか
を知り、サービス・商品の質について安心したがっていますよ。
ボクは老舗のレストランやホテルが大好きなのですが、
「高級有名フレンチレストラン」
よりも
「日本で最初の高級フレンチレストラン」
ときくと、もうすでに行きたいわけです。笑
なぜなら、時の洗礼を受けているので
・サービスの質は好みはあれど、絶対値として、無論高品質であろう
・時代のうねりに乗って現代まで来ている→変わりゆく時代とお客さまのニーズを汲み取る柔軟さ・ホスピタリティも持ち合わせているであろう
などなど、いろんなことが担保されるからです。
ⅳ、自社の熱いスタッフ・仲間達を語る
これ、最後の手段です。笑
さてさて、社員満足度と顧客満足度、どちらが先に立つでしょうか?
すみません、誤解を恐れずにいいますが、これは社員満足度と言っておきます。
社員満足度が高ければ必然的にモチベーションがあがり、顧客に提供する価値が最大化しますのでシステムだけ経営者がしっかり作ってれば
顧客満足度は必然的に上がるんです。
そしてもう一つ、顧客はブラック企業が嫌いというか、不信、です笑
だから、社員が楽しそうにいきいきとしていることは、品質やサービスの信頼性を高める「必殺のコンテンツ」なんです。
ちょっと長くなってきましたので、今日はこの辺で。
誰か続きをリクエストして下さい。笑
あなたは「誰よりも気弱で臆病な人」かもしれませんが、「誰よりも繊細で人の痛みが分かる人」かもしれません。
ここは「人里はなれた寂れた温泉街」かもしれませんが「日本で一番、のんびりとした時の流れを感じられる場所」かもしれません。
ものは言い様、って言葉はまーったくネガティブではないんです。
世の中が人、でできている限り、勝ち目はあるんです。
Ps.良いお年を!