WEB制作会社・コンサル会社の選び方

こんにちは。
南風盛です。
いくつか備品を発注していたのに、雪の影響か、全然きません。
このコピーを考えた人は、クリエーティブを通り越して、もはや預言者ですね。
さてさて、今日は集客チャネルとして期待する場合(要はホームページで売上あげたい!という場合の)WEBの制作会社・コンサル会社の選び方、について僕の意見です。
最近たまたま意見を求められたので、その時パッと思いうかんだ二つを例としてあげますので、もし良ければ参考にして下さい。
【制作会社編】
・一度受注して作ったものの、反響があまり来ていない状態を立て直してザクザク反響が来る状態にした実績が十分にあるかどうか
これ、最重要項目です。
どういうことかというと、
【結果の出るサイト】
【ホームページで売上アップ!】
このような文句はどこもデフォルトで謳うわけで、当然実際に反響が出ている!という事例もあるでしょう。
しかし、当たり前の話ですが、その状況は
①そもそもそのクライアントのサービスやコンテンツが優れていたか
②制作会社が制作時に立てた仮説が当たったか
【どちらかわからない】のです。
ウェブサイトにおいて、実際に運用して得られたデータ以上に信用できるデータは当然ありませんから、運用データのない制作時には今までの経験やノウハウを使って、仮説を立てて作る、という話になります。仮説ですから100%当たることはまずありません。
つまり、良い制作会社はこの、【仮説の精度の高い会社】ということになります。
ところが、ここで、運用改善=PDCA(Plan-Do-Check-Action)の実績が乏しい会社ですと、そもそも仮説(Plan)を立てることに慣れていません。圧倒的に回数が少ないのです。
→従って、制作時の仮説の精度も上がりようがありません。
→オーナー様(社長)の顔出して、ユーザーの安心感を得ましょう、みたいな論理的でない悲惨な提案をするしかなくなる(もちろん有効なケースもありますが)
→反響でない。
というロジックになります。必然ですね。
これ、意外と落とし穴なのが、
【他社でつくった駄目なサイトをリニューアルしたら売上が上がった!】
でもダメ、ってところです。
これも、PDCAを回してない以上、制作会社の仮説の精度を担保することにはならないからです。
だから、
→自分の仮説の結果生まれたどういう状況が元で
→どういう問題抽出をして
→→どういう課題設定をして
→→→どういうアクションで実行し
→→→→結果更にコンバージョンがどれくらい増えました。
という実績をしっかり濁さずにアナウンスできるかどうかをしっかりききましょう。
そこがバッチリな会社は、制作物も信頼できるのではないかと思います。
余談ですが、立ちあげた頃、最初に破格の条件でコンサルを任せて頂いたクライアント様のサイト、最初の二ヶ月間全くコンバージョンがなく、
毎日メールチェックをしては吐きそうになってました。(笑)
寝ずにすさまじい早さでPDCAを回して、その後3ヶ月目で爆発が起こって最初から計算づく、みたいな顔が出来ましたが、、、、、今となっては良い思い出です。
【コンサル会社編】
・クリエーティブだけ外注を要求する会社
うちはリスティングのコンサルも行っているのですが、
例えばリスティングの出稿をする際に、出稿するキーワードの策定はやるものの、なぜかコピーやディスプレー広告の際のバナーだけ御社で用意してくれ、みたいな会社が意外と数多くあります。
基本的にはリスティングは
→キーワードの策定
→→そのキーワードで検索してくるであろう客層に刺さるコピー、バナー作成
→→→コンバージョン率を高く保つLPの作成
→クライアント側でのクロージングのハードル設定・それに伴うコンバージョンのレベル設定
全てハマった時にしか爆発は起こりません。
僕のイメージだと、3つくらいのダイヤルが連動している金庫をカリカリカリカリ・・と回しながらチューニングするイメージです。
コピーを1行変えるだけで、コンバージョン数も、客層もがらっと変わります。
まあ、だからカチッとハマってコンバージョン垂れ流し状態になった時の達成感が半端じゃありません。
そこが面白いんですけど。
なので、どれか1つをクライアントに投げるとか他社に外注するとかは基本的に良いことではありません。
よっぽど連携が取れる体制が整っていれば別ですが・・
というわけでコンサルを頼む時は、上記フローを全てワンストップで行える会社に頼むとよいでしょう。
以上、会社を選ぶ際の参考になれば幸いです。
南風盛