言ったもんがちXXXX

コンサルティングを行っていると、しばしば限界が出てくる。
例えば、WEBサイト上で
P=plan(仮説)
D=do(行動)
c=check(検証)
A=action(改善)
いわゆるPDCAというやつを回したとして、当然、改善に導くことはできる。
ところが、残念ながら、これを
①長い目で回せる余裕がなかったり
②コンバージョンに至ったあとのクロージングをガッチリ行える体制がなかったり
③確実にコンバージョンを得られるハードル設定は読めているのにGOが出ない
などなど、実際はさまざまな重たい障壁が待ち受けている。
弊社のコンサルにおいての目標はあくまで
クライアントを勝たせる
ことなので、結局経営コンサルのような仕事に片足を突っ込まざるを得ない状況がしばしばある。
それでも、体制を大きく変えさせることは依然として難しいときもある。
そうなった時に、ロジックを捨てて、クリエーティブに頼って企画を練ることになる。
正確には、ロジックでは突破出来ない、というロジック、である。
ところで、爆発を起こしたい時、流行りはPDCAではなく、
Q:Question(クエスチョン)
P:Passion(パッション)
M:Mission(ミッション)
I:Innovation(イノベーション)
というサイクルなのだそうだ。
それぞれ、
Q:さまざまな事象から課題を見出す
P:課題解決に対して情熱を抱く
M:課題をミッションと捉え、チームを作り取り込む
I:チームの推進力により新たな価値の創出を目指す
PDCAではイノベーションは起こせない。大いに同意。
PDCAは広く言うとヘッジのためのものだと思う。
でもこのQPMI、あまりうちにはしっくり来ないので、ちょっとオリジナルで考えてみた。
多分うちだと、
L:logic=とりあえずロジックで突き詰める
A:accept=ロジックだけでは勝たせることは無理らしいと認める
R:read=ペルソナの心を読み、主に人の業や自尊心を逆手に企画を創る
S:share=クライアントと仲間たちにわくわくと理念・情熱でFIXして加速
と、まあ現時点ではこんな感じになるかなと思う。
なるほど、うちはやはり人の自尊心や羞恥心、業を逆手に取るスタイルが得意かと思う。
・あくまでロジックの上に成立し、そして、人の業に根ざしたクリエーティブ
これがうちのスタイルだと再確認した。
粋がるでもなく、でも裸の王様がいたらキッチリ、でもニヤニヤしながら
「え?彼は裸だよね?」
と良いバランス感でいえる準備を常にしておきたい。