デジタル広告運用代行

【2024年最新】バナー広告の料金相場を広告種類別にわかりやすく紹介!

サービスや商品の認知拡大に用いられるバナー広告。
上手に活用すれば費用対効果の高い配信が可能ですが、バナー広告の料金がわからないと施策に取り入れにくいかもしれません。

本記事では、バナー広告の種類や掲載方式、それぞれの料金相場についてわかりやすく解説します。
最後まで読むことで、バナー広告の費用を抑えながら効果を最大化できるコツがわかるでしょう。

バナー広告とは?

バナー広告とは、テキストや画像を用いたWeb上の広告のことです。
バナー(banner)は日本語で「旗」や「垂れ幕」を意味します。
画像のある広告が垂れ幕をイメージさせるため、「バナー広告」と呼ばれるようになりました。

テキストを用いたリスティング広告とは異なり、視覚的なアプローチで閲覧者の興味を引きつけます。
バナー広告の目的は、閲覧者にバナー広告をクリックさせて、別のサイトへ誘導することです。
そのため、思わずクリックしたくなるような訴求力の高いデザインが求められます。

バナー広告を出すことで、ブランド力や商品認知の拡大にもつながります。

バナー広告の種類

バナー広告は下記の2種類があります。

  • 運用型バナー広告
  • 純広告型バナー広告

それぞれ見ていきましょう。

運用型バナー広告

運用型バナー広告は広告枠のあるメディアに掲載する広告のことで、GDNとYDNの2種類あります。

GDNは「Googleディスプレイネットワーク」の略で、Googleで出稿できるディスプレイ広告を指し、Google広告(GDN)広告は、Googleが提携している先に掲載可能です。
Google広告(GDN)はGmailやYouTubeのほか、食べログといった大手メディアにも広告を配信します。

YDNは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の略で、ヤフー株式会社が提供しているディスプレイ広告です。
Yahoo!広告(YDN)広告は、Yahoo!が提携している先に広告を配信します。

運用型バナー広告は、性別・地域・年代などユーザー属性に応じたターゲティングが可能です。

成果精度が高いメリットがある半面、臨機応変に運用条件を変更させながら配信をおこなうため、一定の運用リテラシーが必要になります。

純広告型バナー広告

純広告型バナー広告は、特定サイトの広告枠を買い取り、一定期間掲載することです。
購入期間は広告枠に必ず掲載され続けるので、サイト訪問者全員に広告を表示させることが可能です。
ブランディングや新商品の認知拡大に効果的であるとされています。

ただし、掲載媒体によっては掲載費用が高くなったり、複数の画像を作成したりする必要もあるため、よくチェックしましょう。

バナー広告の方式別の料金相場

バナー広告には下記4種類の課金方式が存在します。

  • インプレッション課金方式(CPM)
  • 成果報酬方式
  • クリック課金方式(CPC)
  • 期間保証方式

それぞれ見ていきましょう。

インプレッション課金方式(CPM)

インプレッション課金方式(CPM)は、ユーザーに広告が表示される度に広告主が料金を支払う方式です。

インプレッション数とは、インターネット上で広告が表示された数を指します。
facebookやLINEなど、SNS広告で多く運用されています。
費用相場は1,000回表示されるにあたり100~500円程度です。

ユーザー属性に関わらずバナー広告が表示されるだけで広告費用が発生するため、幅広いターゲットの獲得には最適です。

成果報酬方式

成果報酬方式は、広告からリンク先に飛んでユーザーが商品の購入や問い合わせをした場合など、実際の成果につながったときに広告費の支払いが発生する方式です。
いわゆるアフィリエイト広告です。

費用相場は媒体やサービス内容によって異なります。

  • 単発購入……商品代金の20~40%
  • 継続購入……月々の代金の3~4ヶ月

実際に成果が発生した場合にしか広告費が発生しないため、広告費を抑えられるのがメリットです。

クリック課金方式(CPC)

クリック課金方式は(CPC)、ユーザーがバナー広告をクリックする度に広告主が広告費を支払う仕組みです。
広告主の運用方法によって、クリック率は変動します。

クリック単価は1~500円ほどです。

クリックされなければ広告費を支払う必要はなく、広告費を抑えられるメリットがあります。
しかし、広告内容や競合の多さなどによって金額に差がでるため、事前に広告枠をチェックしておくとよいでしょう。

期間保証方式

期間保証方式は、広告枠を一定期間契約して掲載する方式です。

広告の配信期間を定めて掲載することで費用が発生するため、インプレッション数やクリック数などは関係ありません。
費用相場は数万~数百万と幅広く、なかには数千万にもなるものもあります。
費用は掲載する媒体や期間によって差が出ます。

成果に関係なく広告掲載費が発生するため、どの媒体のどんな枠を買い取って掲載すると費用対効果が高いか、媒体の情報リサーチが事前に必要です。

課金方式料金相場
インプレッション課金(CPM)約100~500円/1,000imp
成果報酬型商品代金の20~40%/単発購入月々の代金の3~4ヶ月/継続購入
クリック課金(CPC)約1~500円/1クリック
期間保証型約数万~数百万/期間による

バナー広告の媒体別の料金相場

次に、媒体別の料金相場を解説します。

それぞれユーザー層に違いがあるため、広告内容と媒体のターゲットがマッチするかどうか見極めましょう。

Google広告(GDN)

課金方式と料金相場は以下の通りです。

  • インプレッション課金方式……約100~500円/1,000imp
  • クリック課金方式……約50~100円/1クリック

Google広告(GDN)はユーザー層の特性や行動パターン、広告内容に基づいてターゲティングをおこないます。
Google広告(GDN)のターゲティング手法には、以下があります。

  • コンテンツターゲット
  • プレースメントターゲット
  • トピックターゲット
  • デモグラフィックターゲット

これらの手法を用いて、広告の内容と相関性が高い効果的な広告を配信します。

参考:Google | 広告

Yahoo!広告(YDN)

課金方式と料金相場はGoogle広告(GDN)と同等です。

  • インプレッション課金方式……約100~500円/1,000imp
  • クリック課金方式……約50~100円/1クリック

Googleに次いで利用者が多く、掲載すれば認知度拡大につながるでしょう。
ただし、Yahoo!公式サイトに広告を掲載する場合、莫大な費用が発生することもあるため、事前にしっかりリサーチしましょう。

参考:【公式】ヤフー広告

LINE

LINE広告は、LINEアプリ内に広告を配信できます。
LINEは2023年12月末時点で、9,600万人のアクティブユーザーがいるため、LINEに広告を配信できれば認知度拡大が期待できるでしょう。

参考:LINE広告(LINE Ads)

課金方式と料金相場は以下の通りです。

  • インプレッション課金方式……約400~650円/1,000imp
  • クリック課金方式……約24~200円/1クリック

業種やサービスによってはLINE広告を利用できないものもあるため、よく確認しましょう。

バナー広告を活用するメリット3選

バナー広告を活用するメリットは、以下の3つです。

  • インプレッション数が多い
  • ターゲットを絞り訴求できる
  • ブランディングに役立つ

それぞれのメリットについて解説します。

ビジュアル面でアピールできる

バナー広告はテキスト広告であるリスティング広告と違い、画像やアニメーションなどビジュアル面でのアプローチが可能です。
新商品や会社のロゴなど、ユーザーの視覚に積極的にアピールしたい場合に向いています。

長文を読むことが苦手なユーザー層も多いです。
ユーザーにテキストを全て読んでもらうことは難しいですが、画像や動画を活用すれば、テキストよりもユーザーの興味を惹きつけやすいでしょう。

ターゲットを絞り訴求できる

バナー広告は性別・地域・年代など、様々な条件からターゲットを絞り、訴求することが可能です。
適切なターゲティングをおこなうことにより、自社の製品やサービスに興味を持つ属性のみに広告を配信できます。
すると、より購買力が高いユーザー層に広告が表示されやすくなり、クリック率やコンバージョン率も向上しやすくなります。

もしターゲティングを誤ってしまうと、自社の製品に興味がないユーザー層に広告を配信してしまうため、広告効果が薄れて広告費も無駄になってしまうでしょう。

ブランディングに役立つ

バナー広告は、企業のブランディングに役立つツールになります。
目に留まりやすいデザインや魅力的なイラストなどを合わせることで、自社のブランドイメージを構築できるからです。

このように、視覚的訴求が可能なバナー広告は企業のブランディングに向いています。

バナー広告を活用するデメリット3選

反対に、バナー広告を活用するデメリットは以下の3つです。
それぞれ解説します。

コンバージョン率が低い

バナー広告のデメリットの1つに、コンバージョン率が低いことが挙げられます。
コンバージョン率とは、サイトやLPページを訪れたユーザーがどのくらい購入・問い合わせしたかを示す割合です。

バナー広告は視覚的訴求を得意としていますが、単なる閲覧やクリックのみでとどまりがちのため、コンバージョン率が下がる傾向にあります。

さらに、バナー広告は多くのインターネット上で表示されるため見慣れてしまい、見過ごされる可能性もあります。

コンバージョン率向上のためには、効果的なターゲティングやクリエイティブなデザイン、魅力的なコピーなど様々な工夫が必要です。

クリエイティブの質に左右される

バナー広告は、クリエイティブの質によってクリック率が変動します。

より多くのユーザーにクリックしてもらうためには、バナー広告の改善が必要です。
良質なデザインとメッセージ性を掛けあわせたインパクトのあるバナー広告を制作しなければなりません。

その時によく用いられる手法が、A/Bテストです。
A/Bテストは、デザインやメッセージを変えた複数の広告をつくり、効果を検証する方法です。

これによってユーザーの反応を測定し、より効果の高いバナー広告を追求できます。

制作や効果測定に工数がかかる

良質なデザインとメッセージ性のあるバナー広告を作成するには、工数がかかります。
バナー広告を制作する時には、以下のことを決めます。

  • 構成
  • 画像や動画
  • メッセージ性のあるテキスト

バナーサイズにかかわらず、これらの制作には手間やリソースが必要です。

バナー広告を掲載したあとも、クリック数やインプレッション数などのデータをもとに効果測定をおこないます。
効果測定には時間も要します。
バナー広告を複数の媒体に掲載している場合は、なおさら手間がかかってしまいます。

バナー広告の効果を測定することは手間がかかりますが、バナー広告が効果を発揮できているか把握するためにも重要です。
少しでも効果測定を効率良くおこなうためには、ツールを導入してみましょう。

バナー広告の費用を抑えるコツ

クリエイティブなバナー広告を制作したいなら、広告代理店や制作会社に依頼することがベターですが、費用は抑えたいところです。

この章では、広告代理店や制作会社に依頼する際にバナー広告の費用を抑えるポイントを3つ紹介します。

長期契約を結ぶ

バナー広告の費用を抑えるには、長期契約を結びましょう。

一回限りの契約よりも、長期的な契約を結ぶと割引されるケースがあります。
長期契約は自社だけでなく、広告代理店や制作会社にとってもメリットがあります。
長期契約を結ぶことで、広告代理店や制作会社とコミュニケーションを通じて深い信頼関係を結べます。

契約期間を長くすることで、毎月の広告予算を安定化させることも可能です。

大量発注する

バナー広告を大量に発注すると割引してくれる制作会社もあります。

大量に発注すると、バナー制作や運用において一定の効率化が見込まれます。
デザインやメッセージングなど、ある程度方向性が固まったバナー広告は、一度の作業で多くの広告を展開できるからです。

発注する時は大量発注が可能かどうか、事前に広告代理店や制作会社に確認しましょう。

バナー制作と運用をセットで依頼する

バナー広告制作だけでなく運用代行も一緒に依頼することも、制作費用を抑えるコツです。

バナー制作と運用をセットで依頼すると、効果測定時の工数と時間を節約できます。
同じ制作会社がバナー制作と運用を一貫して担当することで、データの収集や分析が効率的におこなわれます。

一つの会社とだけ取引するため、連携もスムーズにできるでしょう。

料金を抑えつつ成果の出るバナー広告を制作するならハエモリ企画

本記事では、バナー広告の掲載費用や出稿先、バナー広告費用を抑えるコツを解説してきました。
バナー広告を効果的に運用するには、クリエイティブの企画にはじまり掲載媒体の選定、運用アカウントの設計、運用データの分析など、多岐にわたる業務が求められます。

ハエモリ企画のバナー広告は、日々ビジネスの最前線で活躍するコンサルタントが担当しています。

特定のターゲットやペルソナに合わせたクリエイティブを制作するだけでなく、複数のクリエイティブを競わせ、その結果をリスティング広告やLP改修に活かします。

さらに、ハエモリ企画は制作からIS、FS、SEOなどをワンストップで網羅的な運用が可能です。

効果的なバナー広告を制作したいなら、ハエモリ企画にお問い合わせください。

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