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【祝!シュミット・ダニエル選手 ワールドカップ日本代表メンバー選出記念!ロングインタビュー】

当社スポンサード選手のシュミット・ダニエル選手が、サッカーワールドカップ日本代表メンバーに選出されました!ダニエル選手、おめでとうございます。
メンバー選出を受けて、この度、弊社代表の南風盛との対談が行われました。
大会への抱負はもちろんのこと、ベルギーサッカーやGKというポジションへの考え方など非常に濃い内容をお話しいただきました。大会直前の時期にも関わらず、忙しい合間を縫って対談の機会を作っていただけたダニエル選手に心から感謝申し上げます。ワールドカップ本大会での活躍を願っております!

現在のコンディション

ハエモリ : ワールドカップ日本代表メンバー入り、おめでとうございます。現在のコンディションはいかがですか?直近ケガの報道もあり、心配していました。

ダニエル選手 : ありがとうございます!はい、幸い重いケガではなく、しっかり休めて治すことができました。現在はすでに練習に参加して、今週のクラブの試合の出場に向けて調整している状態です。

ハエモリ : 良かったです。さて、でははじめましょうか。まずはワールドカップ直前、代表メンバー選出直後のこのタイミングで、このような貴重な機会をありがとうございます。

ダニエル選手 : いえいえ、スポンサー企業様ですから(笑)いつも応援ありがとうございます。
ハエモリさんのコンディションというか、近況はどうですか?

ハエモリ : 良好です!当社は様々な企業様の広告運用やクリエイティブ、WEBサイトの制作を行っており、「顧客企業の文化を創ってしまうほどの打ち手」というコンセプトにこだわりをもって、日々少数精鋭で顧客の事業支援を頑張っています。

対談という名目ではありますが、今日は聞きたいことがたくさんありますので、インタビューみたくなってしまったらごめんなさい(笑)

ダニエル選手 : (笑)わかりました。

PKは、最後までキッカーを見るのか?それとも直感なのか?

ハエモリ : さて、まず話題としては、やはり先日のキリンチャレンジカップ、エクアドル戦に触れないわけにはいかないですよね(笑)試合通じて非常に良いパフォーマンスでしたが、なんといっても殊勲のPKストップ!すごかったですね。PKになった瞬間、私の立場だと「よし!」と思ってみていました。これはチャンスだと。(笑)

ダニエル選手 : そうですよね(笑)ファウルがペナルティエリアギリギリのところだったじゃないですか?
僕も変にフリーキックになるよりかPKの方が楽だなと思っていて、PKになったので、気持ち的にも良い状態でPKに臨めました。あとはもう、駆け引きでしたね。

ハエモリ : やっぱりPKの時は、読むというよりかは蹴る直前まで駆け引きがあるんですか?

ダニエル選手 : 普段あまりやらないんですけど、今回はゴールライン上で相手の目を見ながら動いて見て、動揺させようと試みました。結果ドンピシャでしたね(笑)動揺させてみて、最後は信じたほうに飛ぶっていう。

ハエモリ : あ、なるほど。相手を最後まで観察して蹴る方向を決めるというよりか、動いて動揺はさせるものの、飛ぶ方向に関してはわりと直感ということですか?

ダニエル選手 : そうです。僕の場合ギリギリまで相手を見て待ってみて、ギリギリ届かなかったという経験が何度もあったんですよ。だから待って届かないんだったら、もう自分の信じた方向に飛びきった方がスッキリするので(笑)直感に従うようにしています。

ハエモリ : 対戦相手のデータで、PKの蹴る方向の統計データとかは見ないですか?

ダニエル選手 : はい、データはあるんですが、エクアドル戦は見ませんでした。

ハエモリ : データ見ないほうがいいこともあるんですか?

ダニエル選手 : あります。この選手のこのプレーが特徴、とか要注意、とか見てしまうと、必要以上に警戒しすぎてリスペクトしすぎてしまうことがあります。なので、あえて見ないことも多いんです。

ハエモリ : 確かに、「リスペクトはするが恐れはない」みたいなセリフ、よく対戦前にニュースで見ますね。負けた時には「リスペクトしすぎた」とか。

ダニエル選手 : はい、よく見ますね。それです。ハエモリさんは社長という職業柄、日々、意思決定の連続だと思いますが、それらは直感なんですか?データをもとに決定する感じでしょうか。

ハエモリ : 我々の仕事はデータ見まくりです(笑)が、データを正しく解釈することが難しく、かつそのデータを元に、ではどんな打ち手を打つのか?に結局、キャズムを超えるためのアイデアが必要になることが多いんですよ。そういう意味では直感とかヒラメキは不可欠です。

そして、直感とかヒラメキはスピードという観点でも重要です。「これが上手くいくはず!」の直感を裏付けするためにデータで答え合わせする、というほうが初動、早く動けるからです。
もっとも、直感というのは積み上げた経験とロジックの産物だと思いますけども。

シュミット・ダニエル選手

ベルギーサッカーと日本サッカー

ハエモリ : クラブチームのお話を聞かせてください。ダニエル選手は、シントトロイデンの正GKとして昨季34試合31試合出場ということで、不動の地位を築いていると言っていいと思います。順位表を見ると昨季も、今季ここまでも、シントトロイデンは上位陣並みの失点の少なさが目立ちますね。シントトロイデンのプレースタイルについて聞かせてください。

ダニエル選手 : はい、まず守備から入るチームで、「失点をゼロに抑えていかにセットプレーで点をとるか」というスタイルのチームなので、GKとして大きな責任を感じますが、守りがいもあります。

ハエモリ : ベルギーリーグ全体のレベル感について聞かせてください。代表の顔ぶれを見るとデ・ブライネ、アザール、ルカク、クルトワなど、各ポジションでワールドクラスが揃っていますが、代表のレベルはリーグのレベルに直結していますか?

ダニエル選手 : レベルとしては、代表の顔ぶれから考えると、高いとは言えないと思います。戦術的にオーガナイズされたチームは少ないです。というのも、ベルギーリーグは移籍の出入りが非常に激しく、本当に人がコロコロ変わります。上位チームを除いて、下位のチームなどは、選手も監督も毎年変わり、戦術を固定するのが難しいほどです。ただ、その分、時に強烈な個を持った選手がいきなり台頭してくるようなこともあります。それがデ・ブライネであり、アザールであり・・。これはベルギーリーグの魅力だと思います。

ハエモリ : 確かに、先程挙げた代表メンバーだけでなく、ACミランに行ったベルギー人の新星デ・ケテラーレなど、新しい選手も生まれていますね。文化として、そういうスーパースターが生まれる土壌はベルギーに感じますか?

ダニエル選手 : そうですね、日本とは違う、個を育てる感じは見て取れます。それはシントトロイデンの下部組織をみてても感じます。アンデルレヒトなどの他の強豪チームでも、若い選手をどんどん試している印象です。必然的にステップアップの機会が増え、若くして試合経験の多い選手も多くなり、強烈な個もでてくるという感じかなと思います。

ハエモリ : 日本と比較してみてどうですか?逆に、日本では個が伸びにくい環境とかがあったりますか?

ダニエル選手 : やっぱり高校サッカーがある時点で、一定の人材がそこに流れますよね。そうするとその子たちは、当然16歳17歳でクラブのトップチームでデビューするということはない。
Jリーグ全体で見ても、ユース年代でトップチームデビューしているといったことはベルギーと比べると多くないですよね。また、日本、特に高校サッカーに多く見られがちな上下関係みたいなものも、こちらでは見られず、完全に対等なので。そういったことも、個が出てきやすい要因かもしれません。

ハエモリ : なるほどー。ちなみにベルギーリーグとJリーグとの比較の記事をインターネットでよく見るんですが、ベルギーリーグに日本人が多いのはレベル的に近しく活躍しやすい=ステップアップしやすいからという理解で合ってますか?

ダニエル選手 : まあ、シントトロイデンの場合はスポンサーの問題が大きいと思うんですけど(笑)他のチームにも日本人が多い理由としては、まず、ベルギーリーグの最低年俸が低いことが挙げられます。
あとは、久保裕也選手だったり、冨安健洋選手、遠藤航選手、鎌田大地選手と、現在の日本代表でのチームメイトもベルギーリーグで活躍して、ステップアップしていったことで、「安く獲得して、高く売れる」というイメージがつき、日本人選手の需要が高くなったと思います。

プレミアリーグとかだと、これが南米の選手とかになると思うんです。ベルギーリーグだと、資金力の問題などもあり、そのような青田買いの対象として、日本人が一つの有力な候補になっているんだと思います。

日本代表とシントトロイデンでは、求められる役割が違う

ハエモリ:最近YoutubeでGKのプレー集とか見ると、ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)やアリソン(リヴァプール)など一線級のGKが、相手のFWのプレスを華麗にいなして、大きく蹴り出すのではなく、丁寧に繋いでいくようなプレーがハイライトされるようになっていますね。GKに求められる役割も多様化というか、進化しているように感じます。そんな中で、ダニエル選手はどんなプレーを得意としていますか?

ダニエル選手 : まず、安心してボールを預けてもらえて、次の展開に配球できるGKと思っています。身長もあるので、ハイボール処理なども安定して世界で戦える。その2点が強みだと思ってますね。

ハエモリ : 上背がありながらビルドアップに参加できる足元があるということですよね。最近ではレアル・マドリーのクルトワがチャンピオンズリーグ決勝で、いわゆる「神セーブ」を連発して、「やっぱりGKはゴールを守ることが本分だよね」という論調に一瞬なったりというのも見かけました。GKの個々のスタイルって、チームの戦術と相性とかってあるものですか?

ダニエル選手 : それは間違いなくありますね。チームの戦術に合ったスタイルで柔軟にプレーするのが普通だと思いますね。例えば、チームから求められていないのに、足元で繋ごうとしたりは、チームに迷惑がかかります。

ハエモリ : 面白いですね。ビジネスとサッカーは非常に近しいものがあります。個の能力が高くても、チームのスタイルやメンバーとの相性で機能せず、消えていった選手は星の数ほどいますよね。ビジネスも同じです。プロジェクトの社風やメンバー構成、ケーパビリティに合わせて柔軟に機能できない人は、価値を発揮できずに脱落していきます。GKはフィールドプレーヤーよりもその側面が薄いと思いましたが、やはり大事なんですね。

ところで、バルセロナを指揮したペップ・グアルディオラのチームとかですと、GKに「蹴るな!つなげ!」って感じなんだろうなとイメージできるのですが(笑)「蹴り出せ!」というのはどんなチームのときですか?

ダニエル選手 : 前線に強いFWがいるときなどはそうですね。前に蹴って預けてしまった方がチャンスになる確率が高いです。あとは守備を固めたい時です。ビルドアップする時は、守備の陣形が崩れがちです。だから守備的な監督はビルドアップはあまり指示しないですね。現ASローマ監督のモウリーニョとか、アトレティコ・マドリー監督のシメオネとか。シメオネはわかりやすいと思います。勝つために、美しいサッカーとか関係ないという。もちろんそれもサッカーの一つだと思いますけども。

ハエモリ : ちなみにでは、日本代表とシントトロイデンでは、ダニエル選手の役割も変わってきますか?

ダニエル選手 : ビルドアップの部分で大きく変わりますね。シントトロイデンでは、リスクをあまり背負わずに、無理をしないで前にボールを蹴ることも要求されます。日本代表の場合は、味方の選手が僕にボールがきたときにいい位置にサポートしてくれるので、次の選択肢を持ちやすいです。なので、確実に空いている味方にパスするというような要求も多くされますね。

ハエモリ : なるほど、日本代表の方がよりポゼッショナルというか、テクニカルなんですね。

ダニエル選手 : はい、その通りです。ボールを持ちたい、握りたいという意識は日本代表の方がすごいありますね。シンプルに楽しいです。

ハエモリ : うーん、なるほど。プロジェクトやチームによって役割やスタイルを変える必要性があるというところは本当にビジネスと同じでわかりみが深いです。我々の会社も、どんなプロジェクトでも機能するというところにこだわりをもっていますので、やっぱりその柔軟性や変化できる適応能力をもっている選手をリスペクトします。

日本代表で「クレバー」と感じたフィールドプレーヤー

ハエモリ : 先程、味方の選手のサポートというお話もありましたが、GKとして、プレーしやすいフィールドプレーヤーってあるものなんでしょうか?

ダニエル選手 : ボールがないところでも、ピッチの中で自分の立ち位置を考えて動いてくれる選手というのはポジション問わずやりやすいですね。よくあるのは、センターバックとかだと、ボランチと僕とで常にトライアングルを作ってくれる選手だったり。サイドの選手でもいますよ。
フィールドプレーヤー20人の全体の動き、流れというのがGKから見ていると常にあるものです。これと逆に動く選手というのがいます。これをいいタイミングでやってくれる選手はとても見つけやすいし、パスも出しやすい。「頭いいな」と感じます。

ハエモリ : 日本代表でそういう選手はいましたか?

ダニエル選手 : 久保建英選手ですね。彼はそういう動きが非常に上手で、とてもクレバーだと感じました。

ハエモリ : 久保選手!なるほど。今っぽい言葉でいくと、「サッカーIQが高い」ということなんでしょうか。パスを出したあとはどのように試合を後ろから見ているんですか?

ダニエル選手 : 基本的には、やっぱりリスク管理を考えています。相手ボールになってカウンターになった時にどこが危ないか、誰の裏が狙われそうかなどを常に一瞬一瞬考えていますね。攻めているときほど。

ハエモリ : 一瞬たりとも気が抜けないですね。例えばカウンターになったとしたら、どんなタイプの選手が一番イヤだとかってありますか?敵の選手でダニエル選手が苦手なタイプを教えてください。

ダニエル選手 : ありますね。常に自分の位置を確認している選手。シュートの時まで、自分の些細な動きやポジショニングのずれまでしっかり観察してくる選手はイヤですね。ベルギーリーグでもいました。試合中ずっと、ボールを持っていない時でもチラチラ観察してくるFWはやっぱり結果、点をとられているような印象です。
世界的な選手でいうと、やはりエムバペとかメッシなんかは、最後までキーパーの重心見てプレーやシュートコースを寸前で変えられるし、かなり守るのは難しいと思います。

ハエモリ : メッシとかエムバペとかって、わりとドリブラーというか、一人でドリブルはじめて、何人も抜いてフィニッシュまで決めちゃうような選手だと思うんですけど、クリスティアーノ・ロナウドとか、レヴァンドフスキとかのような、ザ・フィニッシャータイプというか、エリア内で仕事をするタイプのFWと、どちらがイヤですか?

ダニエル選手 : どちらかといえば後者がイヤです。最後の最後で、ディフェンスを外してフリーになってしまえるような選手。DFと連携してマークつかせて守れるような気がしても、それを必ず上回ってくる選手なんで。そういうタイプのFWに決められる方が、心理的なダメージが大きいんです。さんざん注意したのにやっぱり決められるか、みたいな。フィニッシャータイプのFWの方が苦手です。

ちなみに、ハエモリさんは仕事で苦手な人はいるんですか?

ハエモリ : ビジネスパーソンは、人に好き嫌いを作らないのがプロだと思っているんですよ。だから、苦手な人はつくらないように頑張っています。(笑)
ただ、一般論でいうとですよ。手を動かさないで口だけ出すようなビジネスパーソンは嫌われる傾向にあります。偉そうな人が鳴り物入りでプロジェクトに入って、すぐに「使えない」烙印を押されて去っていくケースがビジネスでは多く見られますが、大抵これです。
なので限られたリソースで「どこで手を動かすか」の見極めがとても大事です。サッカーでも「汗かき役」ってファンから人気じゃないですか?あれと同じかなと思います。

ダニエル選手注目の、世界のトップGKたち

ハエモリ : ワールドカップでは、世界の一線級のGKの活躍も非常に楽しみなポイントですね。例えば、先程話しに出てきたレアル・マドリーでベルギー代表のクルトワ選手なども出てくると思いますが、同じポジションとして、ダニエル選手が意識している世界のGKを教えてください。

ダニエル選手 : クルトワ凄いですよね。昨シーズンはずっと安定していて、世界一のGKだったと言って良いと思います。なにが凄いかって、「少ないピンチを止めるところ」。これが難しいんですよ。GKって。

ハエモリ : どういうことですか?

ダニエル選手 : やっぱりGKも数撃ちゃ当たるで、たくさんピンチある方が、活躍している印象をもたれやすいんですよ。でもクルトワはピンチの数が少ないのにたくさん止めている印象がある。そこが凄い。

ハエモリ : GKならではの面白い視点ですね。他はどうですか?

ダニエル選手 : スペインには注目しています。正GKがビルバオにいるウナイ・シモンという選手です、が、本大会誰が出るのかわからないくらい層が厚いです。プレミアで活躍している、ラヤ、デヘア、ケパと、皆ハイレベルです。僕はデヘアに出てほしい・・ずっとマンチェスター・ユナイテッドで大変な思いをしていると思うし・・(笑)

ハエモリ : 確かに、ユナイテッドでここまでよく移籍しませんでしたよね、デヘア(笑)
能力という点で注目しているGKはいますか?

ダニエル選手 : リヴァプールのアリソンは凄すぎます。まずあのでかい体にシュートが当たる(笑)
一対一でも、最後まで相手にプレッシャーをかけるのが上手で、誘い込むのも上手い。真似したくてもできない選手です。そしてその控えがマンチェスターシティのエデルソンだし、ブラジルは強烈です(笑)個人的にはエデルソンのビルドアップが見てて楽しいし、参考にしています。

ハエモリ : エデルソンはさすがグアルディオラのチームのGKですよね(笑)ちなみにエデルソンの前に、憧れだったGKはいましたか?

ダニエル選手 : ファン・デル・サールです!当時としては足元が上手いキーパーだったですし、グローブも同じものを買ってました。チャンピオンズリーグもマンチェスター・ユナイテッドで獲りましたし。ニコラ・アネルカのPK止めてた記憶があります(笑)

ハエモリ : チェルシーとの雨のチャンピオンズリーグ決勝ですね(笑)あの時アネルカ、ワンステップでテンポよく蹴りすぎ!って思ってました。タイミングバッチリ合ってましたもんね。汗
チェルシーは、キャプテンのテリーがこれ決めたら優勝っていうところで足滑ったんですよね。あれはドラマでしたね・・(笑)やはり、足元が上手いGKが一貫してお好きなんですね。

ダニエル選手 : はい、あと、ウイイレとかのサッカーゲームも好きで、特殊能力で「低弾道パントキック」っていうのがあって、蹴れる選手決まってるんですよ。ファン・デル・サールとか、あとヒルデブラントっていう選手もそれを使えて・・(笑)

ハエモリ : あーいましたね。金髪のドイツ代表の!

ダニエル選手 : はい、よく使ってました(笑)味方に早く届くキック。いいですよね。

ハエモリ : どんどんマニアックな話になっていきますね(笑)日本のGKで印象的だった選手はいましたか?

ダニエル選手 : 川口能活選手のアジアカップの活躍がやはり一番です。あれこそチームを勝利に導くGKのパフォーマンスです。

ハエモリ : 確かにあれは、日本代表史上、最もGKが輝いた瞬間かもしれませんね。私的には宮本恒靖選手、よくPK戦の途中で、エンド変えてもらえたなという・・あの交渉力はビジネスパーソンも見習わないといけないです。(笑)

ダニエル選手 : そうそう(笑)なるほど(笑)

GKというポジションがもっと評価されるようになったらいい

ハエモリ : 今後のサッカーの潮流、みたいな話なんですが、ペップ・グアルディオラ監督のティキタカや、ユルゲン・クロップ監督のゲーゲンプレスがでてきたりと、戦術の進化に伴い、GKもやることが多くなってきています。足元の技術に、ビルドアップ、正確なフィードが求められて、、、みたいな流れは今後も継続していくんでしょうか。

ダニエル選手 : 続いていくと思いますね。そのうち、GKがドリブル求められるんじゃないかななんて・・(笑)可能性はあるんじゃないかな・・・点まで決めてヒーローに、みたいな。

ハエモリ : ヒーローということでいうと、直近バロンドールの発表のときに、得票数でクルトワが7位とかで、不満もらしてましたけど、それについてダニエル選手もSNSで発信していましたね。

ダニエル選手 : まず、GKの扱われ方がもう少し高まったらいいなっていうのは世界中のGKが思っていると思います。だからバロンドールをもしGKがとれたらすごいことだし、そういうサッカー界になったらいいなっていうのはあります。一方で、ノイアーやブッフォンで獲れなかったんで、まあ難しいなとも思っています。

ハエモリ : キャラもある気がしますね。例えば、日韓ワールドカップのとき、ドイツが優勝していたら、カーンはワンチャンあったかも?とか思うんですよ。
守備の選手でも、ワールドカップ優勝でカンナバーロが獲ってましたもんね。ワールドカップで、守備的なチームが優勝したときで、かつGKがキャプテンなら、チャンスがあるのかも?という。

ダニエル選手 : 確かに・・。まあ、やっぱり点が入る瞬間がサッカーの試合のハイライトですから。前線の選手の受賞の可能性が高くなってしまいますよね。

ハエモリ : それこそダニエル選手の言う通り、GKがドリブルし始めたらわかりませんね、じゃあ(笑)

ダニエル選手 : そうそう(笑)ハエモリさんのお仕事にもトレンドみたいなものはあるんですか?DXとか。流行っていますよね。

ハエモリ : ビジネスはそれでいうとトレンドだらけなような・・。笑
ただ、本質はまったく変わっていないと思います。問題を抱えている人に、解決策を提供するという。これだけです。トレンドは良くも悪くもお化粧に使われているイメージですね。トレンドに乗って上手いお化粧ができた会社がバズっていくような。もちろん、一例ですけど。

私はテトリスやっているような感じで仕事に臨んでいるので、あんまりトレンドとか興味ないんです。
「解けないパズルがある?どれどれやらせてみて。」と、クライアントの謎が解けると嬉しい(笑)

ダニエル選手 : (笑)ハエモリさんらしいですね。

シュミット・ダニエル選手

ワールドカップに向けての抱負

ハエモリ : だいぶ長く盛り上がってしまいました。最後に、ワールドカップに向けて、抱負をお聞かせください。

ダニエル選手 : 試合に出ても出れなくても、自分のキャリアには大きな出来事ですし、チームの勝利に貢献することは、色んな行動でできると思っています。チームの助けになって、最終的にはベスト16の壁を超えられたらいいなと思います。

ハエモリ : ありがとうございました。本大会、楽しみにしています。
11月、12月は仕事を少し緩めて、サッカー三昧になろうと思います。

ダニエル選手 : ありがとうございます。(笑)引き続き、応援宜しくお願いいたします。

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